大日本法令印刷グループは長野県下最大規模の総合印刷企業として、1911年創業以来、印刷・情報データの分野で事業を展開しています。会社と従業員、地域社会が持続的に発展していくことを目指して、さまざまな取り組みを行っています。
今回は当社の「CSR活動」についてご紹介します。
当社の高品質の製品や生産性の高い仕事を支えているのは、グループ会社を含めた約250名の従業員です。「健康な社員が健康な会社を創る」という方針のもと、健康に働ける職場環境づくりを行ってに取り組んでいます。例えば、時間単位で有給休暇を取得できたり、1日2時間まで通院時間を勤務時間として扱えたり部門単位で年度単位の勤務日や勤務制度を立案し、効率的な働き方を決定しています。フレックスタイム制やシフト勤務制など5種類の勤務制度が運用されており、柔軟に働けるようにしています。
2017年には長野県から「職場いきいきアドバンスカンパニー」の認定を受けました。これは仕事と家庭を両立できる職場環境の普及を目的に、県が実践的な取り組みを行う企業を認定する制度です。2021年からは、ワークライフバランスコース、ネクストジェネレーションコースで認証を受けています。
こころと身体の健康
定期健康診断、その後の再検査・精密検査受診率100%を維持しています。当社には保健師が常駐し、従業員の健康管理やメンタルヘルスをサポートしています。また、過重労働防止対策にも取り組み、長時間労働者の確認・健康チェックを行い、部門ごとに具体的目標を定めて、時間外労働削減を進めています。
両立支援の一環としては、有給休暇はすべて半日単位で取得可能、時間単位年休も法改正があった2010年から導入しています。有給通院の制度や失効する年次有給休暇を積み立てて私傷病時に利用できる制度もあり、働きながら治療できるような体制づくりも行っています。
ワーク・ライフ・バランスに積極的な長野市内の企業として、2009年に「男女共同参画優良事業者賞」を受賞しました。これは従業員300人以下の事業所を対象にしたもので、長野市が性別にとらわれない人材登用や柔軟な働き方を可能とする環境づくりを行う企業などを表彰するものです。育児休業制度の高い利用率などが評価されて受賞しました。当社では、女性の育児休業取得率は100%を維持。男性にも子育て支援制度の説明を徹底し、利用を促しています。2018年には厚生労働大臣による「子育てサポート企業」の認定を受け、その証である「くるみんマーク」を取得しました。
地域活動
地域に根付いた企業として、長野市にある本社では、市内の中学生の職場体験や高校生・大学生のインターンシップの受け入れを実施。書籍や印刷物の製造工程を順に体験していただいています。職場体験やインターンシップを通じて、印刷業界への理解を深めるきっかけづくりのほか、若い世代に働くことについて考えてもらい、将来の地域社会を支える人に育ってほしいとの思いで受け入れを続けています。
当社のCSR活動の一部をご紹介しました。その他の取り組みについては、こちらで紹介しています。これからも大日本法令印刷グループでは、社会的責任への取り組みを推進していきます。