情報セキュリティ・品質管理情報INFORMATION SECURITY・QUALITY

情報セキュリティ体制

当社のものづくりは、お客様から大切な情報をお預かりすることで成り立っています。お預かりする大切な情報を適切に管理し、漏洩や紛失、不正アクセスといった様々なインシデントから情報を守ることは、品質の高い製品・サービスの提供のためには必要不可欠です。グループ全社全部門に共通する「情報セキュリティ方針」のもと、管理体制を徹底することでお客様の信頼に応えます。

情報セキュリティマネジメントシステム ISO/IEC 27001:2022

当社は、情報セキュリティマネジメントシステムを構築し、2025年6月に認証を取得しました。
お客様や組織の情報資産を保護しつつ、情報セキュリティリスクを適切に管理することを目的とし、情報の「機密性」「完全性」「可用性」を維持・改善することで組織全体のセキュリティレベルを高めることを目指します。

 

登録情報

適用規格 JIS Q 27001:2023 (ISO/IEC 27001:2022)
登録番号 J0794
登録日 2025年6月18日
審査機関 エイエスアール株式会社
登録範囲 加除式法規集、法律書、一般書籍、辞書、辞典、検定教科書、医学専門書、中央・地方諸官庁、法人印刷物の製作、及び製品の仕分け・発送
デジタルコンテンツの製作
ソフトウェア、及び WEB サービスの開発・運用
適用組織
事業所
大日本法令印刷グループ
大日本法令印刷株式会社 本社
大日本法令印刷株式会社 本社(安茂里倉庫)
大日本法令印刷株式会社 東京支社
株式会社法令ニューコム

品質管理体制

現在、印刷業界は情報技術の進展とそれに伴う情報メディアの多様化を背景に、大きな業態変革の中にあります。その中にあって、真にお客様のご要望にお応えするために、私たちは「品質」に対する方針と生産工程全体の管理体制を改めて明確にし、製品品質を確実に保証していくと共に、自らが持つ情報加工技術の「質」についてもさらに高めていく努力を重ねています。

品質マネジメントシステムISO9001:2015

当社は、2006年1月に品質マネジメントシステムを構築し認証を取得しました。
私たちの認証取得は、グループ全社全部門でのシステム構築が特徴であり、印刷・造本工程全体の生産技術ばかりではなく、デ ータベースなどの情報加工やシステム開発を含めた情報技術の分野も含んでいることが大きなポイントであると考えています。
製品の完成までに数多くの生産工程を要し、情報技術の分野へと領域が拡大し続ける印刷業界にあって、「最善の技術と方法で、お客様にとって最良な製品を、安定して提供する」ことを目指した今回のシステム構築は、今後永きにわたる当社の技術基盤となるものと位置付けています。

ISOマーク

 

登録情報

適用規格 JISQ9001:2015/ISO9001:2015
登録番号 Q2104
登録日 2006年1月12日
審査機関 エイエスアール株式会社
適用製品 1.加除式法規書、法律書、一般書籍(文庫・新書・単行本・全集)、辞書、辞典、検定教科書、中央・地方諸官庁及び法人印刷物の企画・設計及び製作
2.電子書籍、CD-ROM、データベース及びホームページ用コンテンツの制作
3.組版に関連するソフトウェアの受託開発
適用組織 大日本法令印刷株式会社 長野本社
大日本法令印刷株式会社 東京支社
株式会社 法令ニューコム

 

精度の追求

文字情報はたとえ一字一句の誤りでも、大きな文脈の違いを生じさせてしまう可能性があります。とりわけ法規情報分野においては、情報の誤りは許容されるものではなく、正確無比であることがすべての大前提といっても過言ではありません。
創業以来、そのような法規情報分野での実績を積み重ねてきた当社は、印刷情報の正確さを「精度」という言葉で表現し、社内全工程で高い水準を維持するべく努力を重ねています。

校閲

 

正確に表現するためのカラーマネジメント

製版から印刷に至る生産工程においては、情報技術の進展に伴ってトータルなカラーマネジメントシステムの構築が進み、製版のデータが確実に印刷ヘと伝達される時代となりました。
しかしながら、印刷機を始めとする設備の一台一台や、各種印刷用紙は固有の特性を持っているため、プルーフ・刷版・印刷で一貫した色再現を実現するためには、それぞれの特性を把握したうえで、各プロセスに反映させ適切な調整を行なう事が必要です。

当社ではハイデルベルグ社製プリネクトイメージコントロールを活用し、印刷機や印刷用紙の特性を厳密に測定した上で、独自に標準化したプロファイルを作成し、最選なカラーソリューションが実現できる体制を整えています。ジャパンカラー準拠のカラーマネジメントを標準としつつも、お客様のご要望に合わせて柔軟なソリューションを行なっていく事も可能です。
またイメージコントロールは印刷物の色再現を確実にモニターし制御するため、安定した品質で”正確”なプレスを維持しています。

イメージコントロール

 

品質を監視し続ける 検査システム

印刷部門では、印刷機に用紙の折れ込みを検知するセンサーや印刷物全面を1枚ずつ検査する刷本検品システムを積極的に取り入れています。
また、オペレーターによる品質検査も併せて実施することにより、製品品質を確実に保証しています。
製本部門ではCCDカメラによる乱丁・落丁防止やウエイトチェッカーによる最終検品も実施しています。

検査機