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「ほうれい」の作業環境
環境への取り組み

 情報を伝達する上で大きな役割を果たしている印刷物は、私たちの生活に欠かすことのできないものです。しかし、印刷プロセスには、森林資源の消費、大量の水や化学薬品の使用など、対応すべき多くの環境問題が存在しています。
 現在さまざまな産業が、地球環境保全の視点から生産消費システムを見直し、持続可能な循環型社会を実現しようとしています。当社は「エコ・プリント」をご提案することで、こうしたシステムづくりをお手伝いするとともに、自社環境を整備し、環境と人に優しい企業作りに取り組んでいます。


地球に優しい印刷「エコ・プリント」

 エコ・プリントは再生紙・非木材紙や脱石油をめざした植物油製インキなど、リサイクル素材を中心に使用した環境に優しい印刷です。
 品質面で不利とされるこれらの印刷には、高度な技術とノウハウが必要なだけに、どうしてもコスト高になるといわれていますが、当社は、「エコ・プリント」を普及していくために、さまざまな検討を重ねてきました。その結果培った技術で、確かな印刷品質と変わらぬコストを実現しています。



環境と人に優しい工場を目指して

人・設備・資材にとって最適な環境づくり

 当社工場では、四季を通して安定した品質の製品をご提供できる環境整備を目標とし、人・設備・資材にとって最適な環境づくりに取り組んでいます。
 現在各部門では管理のポイントとなる温度・湿度・照度などの作業環境を明確にし、適切な管理に努めています。例えば印刷部門では用紙倉庫から製品出荷までの全工程で温度・湿度管理を行なうとともに、印刷機の機種統一化を図ることによって、作業手順・品質の安定化を図り、更には紙積みシステム・刷本検品システム等の導入により肉体労働の負荷を軽減することで、より作業に集中し、高品質な製品を提供できる環境を実現しようとしています。
 また作業環境の整備に加えて、中間工程で発生する各種廃材の減量化・リサイクルにも積極的に取り組んでいます。現像レスのCTPシステムや各種リサイクルシステムの導入は抜本的な廃棄物の減量化に貢献しているほか、処分紙や余丁等についてもほぼ全てをリサイクル業者が回収できる体制を整えています。

印刷機全台を水冷方式へ

 印刷工場において温度管理は大切な要素ですが、印刷機の動力となるコンプレッサーは大量の熱を放出するため、以前、特に夏場は温度を下げるのに多くのエネルギーを消費していました。
 地球規模で温暖化が進むなかにあって、いかに熱の発生源を制御していくかを考えた結果、当社工場では環境と効率を意識した「ガスヒートポンプ空調システム」を全面的に使用するとともに、コンプレッサーの冷却方法についても、従来の空冷方式から、全て水冷方式に変更しました。
 ここでも冷却用の水はリサイクルされるほか、冬場は夏場と逆に、コンプレッサーから放出される熱を暖房に活用しています。

湿し水・洗浄液リサイクル

湿し水循環装置
湿し水循環装置

 印刷というと紙とインキというイメージが強いと思いますが、実際の印刷機は「湿し水」と呼ばれる、相当量の水を使用しています。しかもより美しい印刷物を製作するためにはきれいな水である必要があります。
 以前は、一度使用した水は排出処理していましたが、環境への配慮から全ての印刷機に湿し水循環装置を設置し、水のリサイクル利用を始めています。その結果、印刷物の品質を維持しながら、水の排出量を約1/5に削減できたのに加え、添加する溶剤も削減もすることが可能としました。
 また、印刷後の胴(ブランケット)の洗浄液についても、特殊なフィルターを通して濾過することにより、洗浄液として再利用する、100%に近いリサイクルを実現しています。



機械の作動音に対する対応

 高速で回転する印刷機からは一定の作動音が発生します。そこで、近隣住宅やオペレーターへの影響に配慮し、印刷・製本部門においては室内の壁・天井に吸音素材を使用し、音の反射を低減させる工夫をしています。
 これによってフル稼働する機械のすぐ傍でも可聴音域をさほど妨げることが無くなり、現場・現物で行なう教育訓練の成果向上にも大きく貢献しています。

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