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本づくりとは?
本づくりの豆知識

罫線の再現性

罫線の再現性

 イラストや図版などに線幅0.01ミリ以下の罫線を使用した場合、通常のオフセット印刷ではそれらの画線部は印刷されません。

 ドロー系ソフト(Adobe Illustratorなど)を使用してイラストや図版を作成した際、一般的なインクジェット・レーザープリンターでは、線幅0.01ミリ以下の罫線は最小ピクセル(600dpiで約0.04ミリ)で出力されます。従って、プリンターで出力できた罫線が、必ずしも印刷で再現できるとは限りません。

 印刷会社が交付されたデータをそのまま使用し、罫線が再現されないまま印刷されてしまうケースがあります。ドロー系ソフトで罫線を使用する際には、0.1ミリ以上の罫線の使用をおすすめします。


色の再現性

色の再現性

 カラーカンプとデータを印刷会社に渡したけれども、実際に印刷してみるとカラーカンプと色が一致しない場合があります。これは、プリンターの出力解像度と印刷機の印刷画像が一致していないことが考えられます。

 カラーカンプの配色がCMYK印刷の再現領域を超えている場合、印刷で完全に一致させることはできないため、できるだけ近い色を作成することとなります。より早く、より正確に印刷するためには、川上(デザイナー・製作会社)〜川下(印刷会社)までのカラーマネジメントが不可欠となります。

 データ入稿が頻繁に行われている現在、データを作成する時点から印刷時の色を意識した作業が求められています。


束見本

束見本

 函・ケース入りの書籍を製作する場合、束見本はできる限り本番作業と同じロット番号の用紙で作成することをおすすめします。

 用紙は抄造時期が異なると、厚みに若干の差異が生じます。たとえJIS規格で認められた許容範囲の誤差であっても、2,000ページを超えるようなボリュームのある書籍では、数ミリの誤差が発生することも珍しくありません。

 函・ケースを正確に製作する際には、束見本を作成する際に用紙のロット番号にも注意することが重要です。

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